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井生 明(いおう あきら)プロフィール / Akira Io Profile

1971年北九州市生まれ。フォトグラファー/イベントプランナー/ロシア語通訳。

フォトグラファーとして

早稲田大学教育学部在学中より旅を始め、写真を撮るようになる。1997年イラク国際写真展にて「Award of Merit」受賞。現在は南インドの古典音楽・舞踊・儀礼などをメインテーマに、インド全般、東南アジアの芸能、インド外のタミル人コミュニティの様子などを中心に幅広く撮影する。2008年から2年半、カルナータカ音楽(南インド古典音楽)をより深く調査するためチェンナイに滞在。現地の芸能雑誌「シュルティ」にも継続的に写真を提供し、提供写真が表紙も飾る。

著書に、南インドのカルチャーガイド本の決定版「南インドカルチャー見聞録」(妻の春奈、マサラワーラーとの共著、阿佐ヶ谷書院)。単著に「ひよっこダンサー、はじめの一歩」(玉川大学出版部)。その他、バックパッカー御用達の雑誌「旅行人」にインド関連の旅行記を数度にわたり寄稿、タブラ奏者U-zhaanのヒット本「ムンバイなう」「ムンバイなう2」への写真提供多数、Transit「南インド・スリランカ」特集号にも執筆及び写真提供。2011年インドの芸能雑誌「シュルティ」編集長V.Ramnarayan、現地の音楽ライターとともに「Carnatic Music - A Classical Art」をインドで出版。

二年半に及ぶインド滞在から帰国後も日本で精力的にインド文化を日本に紹介するトークイベントなども多数開催。南インド古典音楽を継続的に紹介する「The カルナーティックトーク」は現在までに12回を数える。その他タミルの牛追い「ジャリカットゥ」、ケーララ州の神降ろし儀礼「テイヤム」、ミャンマーのタミル人コミュニティ、インドネシア、スマトラ島のタミル人コミュニテイやタミル人仏教徒など、取材ごとに帰国報告会を兼ねてトークイベントを開催し成果を発表。ユーモアあふれる軽妙な語り口で好評を得ている。

イベントプランナーとして(まちかど俱楽部 / 公演・トークイベント制作業務など)

2001年9月トゥヴァ共和国のホーメイ・アンサンブル「クルガン・アヴァイ」のコンサートを北九州市男女共同参画センター「ムーブ」にて、2003年11月トゥヴァ共和国の「虹のホーメイ」アンサンブルコンサートを北九州芸術劇場にて開催。その後もインド音楽やエジプト考古学者河江肖剰講演会などのイベント制作を多数手がけ、2016年4月にはチェンナイからグラミー賞受賞者ヴィックゥ・ヴィナーヤクラーム氏はじめ5人の音楽を招いてのツアー「天上のリズム」を企画・主催、東京・浜松で公演を行い1000人を動員し、好評を得る。2018年インドの吟遊詩人とも呼ばれるパルバティ・バウル公演「バウルの響き」の制作を手がける。2019年は5月に「ラージャスターンの風 2019」砂漠の街の四人の楽士「Jaisalmer Beats」公演、6月に北インド古典音楽のバーンスリー(竹笛)奏者ラケーシュ・チョウラシアとタブラ奏者ドゥルジェイ・バウミックの来日公演「インドの竹笛、天空のしらべ」を制作。

ロシア語通訳・コーディネーターとして

ロシア語通訳としては、ヴィタリス製薬株式会社の原料買い付けプロジェクト専属通訳(2001~2008年)。NHKBS「井川遥 スープひとくちの幸せ」ロシア語通訳・コーディネート、南シベリア、トゥヴァ共和国のホーメイグループ「フーン・フール・トゥ」のフジロック出演に際してのアテンド通訳、ホーメイ・ワークショップの通訳、その他、漫画やグッズにおける翻訳なども手がける。コーディネート業務は山口智子制作のBS朝日「Listen.」南インド編やNHK「プロジェクト・ウィズダム」のインドでのコーディネートなど。(現在はアテンド通訳のみ承っています。)

イラスト by 池田絢子

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